【厳戒態勢】京急線で羽田空港へ行く。(2019.05.26)
皆さんお久しぶりです。2週間ほど間をあけてしまいました。
ということで、早速にはなりますが、今回は羽田空港に京急で行きたいと思います。といっても実際に行ったのは2週間前なのですが…
ここは京急本線の品川駅になります。この日はアメリカのトランプ大統領は日本に来ているということもあり、空港へと繋がる当路線も厳戒態勢でした。なんだこんな日を選んじゃったんでしょうね。計画性の無さが浮き彫りになりました。
さて、改札の中に入りましょう。
まだまだ来ないようです。京急の品川駅は2面3線で構成されています。3番線は原則として当駅行き止まりの普通列車(朝ラッシュ時)のみ停まることになっており、大半の列車は上下線を1線ずつで捌くことになっています。
ホームの床にはこのような案内が。これは行先によって乗降位置が異なることを示しています。名鉄の名古屋駅に似たものを感じさせられます。
そうこうしているうちに列車が来ました。
都営浅草線の5500形です。正直、京急線に乗るのだから京急の車両に乗りたかったですが、仕方ありません。個人的には都営の新型車両はデザインが好きです。
乗りましょう。
停車駅は京急蒲田、羽田空港国際線、羽田空港国内線です。エアポート快特だと品川の次が羽田空港国際線ターミナルなので、さらに速いですが、正直一般の乗客からしたらどちらでも変わらないような気がします。いずれにせよ、速いのは事実です。
そうこうしているうちに出発です。例のごとくぼやけていますが、京急線は品川駅を出るとJRの上の抜ける鉄橋を走ります。JR鶴見線の鶴見を出た直後が想起されます。この時は東海道線とともに京急線の上も通りますね。
品川を出てからはずっと低速での運転です。京急の快特というと、鉄道ファンの多くが大好物としているJRとの並走区間でのデッドヒートですが、品川方面からの羽田空港行きでは、あまり飛ばす区間はありません。
鮫洲を越えたところでフルノッチ、120km/hまで加速します。
KEIKYU BLUE SKY TRAINとすれ違いました。京急といえば曲にもなっている通り「赤い電車」ですが、こちらも運用に入って長いですから、いまや京急の顔の一つとなっています。
そうこうしているうちに京急蒲田に到着です。120km/h出していたのはほんの数分でした。京急蒲田駅はホームが2フロアに分かれております。2面6線で切り欠きホームと呼ばれる特殊な構造があります。さらに空港方面へは品川方面からだけでなく、横浜方面からも来ているので、初めて来た人からしたらどれがどこへ行く列車の停まるホームなのかわからなくなると思います。落ち着いて、案内に従いましょう。
品川方面からくる羽田空港行きは上階になります。
要塞のお出ましです。
到着です。
ここからは空港線になります。線路が2本(4本?)見えていますが、空港線は左側の大きく湾曲しているほうです。
発車、次はついに羽田空港です。
湾曲した線路を越えると急な下り坂が。超低速で走行しているのでジェットコースターのようですが、残念ながら下り坂です。先には複雑な分岐器が見えます。
最初の通過駅、糀谷駅を越えると地下に潜ります
正直この辺りはそこまで詳しいわけではないので、「おっ、もう空港の近くに来たか」と思ったのですが、駅を通過すると地上に戻ります。東京モノレールでも同じようなことがあったような…大鳥居駅でした。
もともと昭和の前半ごろ、まだ羽田空港が小規模な飛行場だった頃まで、付近には住宅が広がっていました。しかし、戦後、日本がGHQの占領下に入ったとき、羽田はGHQに接収され、付近の住宅はすべて強制撤去されました。大鳥居とは羽田にある穴守稲荷の鳥居のことを指し、この大鳥居はGHQの接収の際に頑丈すぎて破壊できず空港内に残されたようです。現在は穴守稲荷も大鳥居も空港外へ移転されています。
そしてこちらが本物の、空港へとつながるトンネルです。
天空橋を越え、あっという間に羽田空港国際線ターミナルに着きます。地下に潜るとシャッタースピードやISO感度の設定を変えなければいけないのですが、すぐに変えるのは至難の業です。
きょうはここでは降りません。
地下を颯爽と走ります。
そうしてあっという間に終点の国内線ターミナルです。京急の駅は東京モノレールと異なり、第1ターミナル(JALなど)と第2ターミナル(ANAなど)で駅が分かれていないのが特徴です。ホーム品川方面が第1ターミナル方面の出口、車止めの方が第2ターミナル方面の出口となっております。
きょうはここまでです。もう少し投稿頻度を上げていきたいと思います…笑